手帳

  • 2021-06-23
  • IT

前回のVPSをレンタルしてARKをインストールしてみる(1)ではKAGOYA VPS Cloudでのインスタンスの作成まで行いました。

今回は、インスタンスの起動~ARKのインストール&起動までをまとめてみたいと思います。

1. 作成したインスタンスの起動およびSSHでのアクセス

1-1. インスタンスの起動

インスタンス一覧画面から作成したインスタンスをクリックします。

インスタンスの詳細から、「起動」のボタンを押します。

1-2. SSHでサーバーにアクセス

SSHでサーバーにアクセスします。自分はTera Termを使用していますが、各人好きなものをご利用ください。

Tera Termを立ち上げ、ホスト部分にインスタンスのIPアドレスを入力します。

ユーザー名:root
パスフレーズ:【前記事の3-7. コンソールログインパスワードで設定した、パスワード】

を入力し、「RSA/DSAECDSA/ED25519鍵を使う」を選択して、秘密鍵として【前記事の3-4.ログイン用認証キーでダウンロードしたファイル】を選び、「OK」ボタンを押して接続します。

無事アクセスできました。

2. サーバーの基本設定

2-1. swap領域の作成

メモリは3GBにしましたが現実的には全然足りなくなるので、現実的な対応としてswap領域を設定してあげます。

今回は12GB設定していますが、大体6GBくらいあれば十分です。(足りなくなれば後で追加すればよい)


//swap領域を作成
$ fallocate -l 12G /swapfile && chmod 600 /swapfile && mkswap /swapfile && swapon /swapfile

//swap領域が作られているか角煮
$ free -m

//起動時に自動的にswap領域を作るように設定
$ sed -i '$ a /swapfile swap swap defaults 0 0' /etc/fstab

2-2. firewalldの設定

//firewalldのインストール
$ apt install firewalld

//セキュリティグループで設定したポートで通信できるように設定
$ firewall-cmd --permanent --add-port=27015/udp && firewall-cmd --permanent --add-port=7777/udp && firewall-cmd --permanent --add-port=7778/udp && firewall-cmd --permanent --add-port=32330/tcp

//firewalldの再起動
$ firewall-cmd --reload

2-3. 足りないライブラリを追加&アップデート&アップグレード

$ apt update
$ apt upgrade

//不足しているライブラリの追加
$ 
dpkg --add-architecture i386 && apt update && apt install libc6:i386 libncurses5:i386 libstdc++6:i386 lib32gcc1 libsdl2-2.0-0:i386

//一応確認
$ apt update

2-4. 一度に扱えるファイル数の上限を変更を行い再起動

$ echo "fs.file-max=100000" >> /etc/sysctl.conf && sysctl -p
$ echo "* soft nofile 1000000" >> /etc/security/limits.conf
$ echo "* hard nofile 1000000" >> /etc/security/limits.conf
$ echo "session required pam_limits.so" >> /etc/pam.d/common-session
$ reboot

再起動後は、Tera Termは閉じてしまうので、もう一度1-2に従ってアクセスを行う。

3. ARKのインストール

3-1. Steam関連のゲーム専用のユーザー作成&ARK専用のインストールディレクトリの作成

//Steam関連のゲーム専用のユーザーsteamを作成。以下、steam関係のプログラムを動かすときにはsu - steamでユーザーを変更して行う。
$ useradd -m steam


//ユーザーの変更
$ su - steam


//Steam関連のゲームのディレクトリおよびその中にARK関連のインストールディレクトリを作成する
$ mkdir ~/Steam && cd ~/Steam

//下記の注)を参考
$ mkdir ./ARK/

注)以前はARKディレクトリは作成せず、次にでてくるSteamCMDのなかでインストール先のディレクトリを指定すると勝手にディレクトリを作成してくれたが、先日のアップデートによりこれが不可能となり混乱した。

3-2. SteamCMDのインストールおよびそれを利用したARKサーバープログラムのインストール

//SteamCMDのダウンロードと解凍
$ curl -sqL "https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd_linux.tar.gz" | tar zxvf -

//SteamCMDの実行
$ ./steamcmd.sh

//Steamのサーバーへの匿名でのログイン
Steam>login anonymous

//インストールディレクトリの指定
Steam>force_install_dir ./ARK/

//ARKのサーバーアプリを指定してインストール
Steam>app_update 376030 validate

ARKのサーバーアプリのインストールは環境によりかなり時間がかかるが、無事終了したら

Steam>exit

でSteamCMDを終了させ、通常のターミナル画面に戻る。

3-3. ARKの起動

//ユーザーがsteamであることを確認すること

//ARKサーバーアプリの実行ファイルへ移動
cd ~/Steam/ARK/ShooterGame/Binaries/Linux/


//The IslandのMAPで遊べるように起動してみる。
//[セッション名]は、ARKクライアントのセッションリストに表示される名前。検索しやすい名前にしよう
//[ログインパスワード]は、設定しないと勝手に人が入ってくるので設定しておこう
//[管理者パスワード]はゲーム内での管理者用チートコマンドを使う時に使用するので、ログインパスワードとは別の物を設定しよう
./ShooterGameServer TheIsland?Listen?SessionName=[セッション名]?ServerPassword=[ログインパスワード]?ServerAdminPassword=[管理者パスワード] -server -log -NoBattlEye &

これで10分後(環境によってはもっとかかる)には起動しているので、ARKのクライアントを立ち上げて、ネームフィルターで検索してみよう。


このままでは、ARKの操作が面倒なので、ARK Managerをインストールしてみたいと思います。