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  • 2021-06-25
  • IT

VPSをレンタルしてARKをインストールしてみる(1)ではKAGOYA VPS Cloudでのインスタンスの作成まで行い、VPSをレンタルしてARKをインストールしてみる(2)ではインスタンスの起動~ARKのインストール&起動までをまとめてみました。

今回は、ARKのあれこれを管理するためのARK Managerをインストールして設定などをまとめてみます。

1. ARK Managerのインストーラーのダウンロードとインストール

ユーザーはrootのままです。

$ curl -sL http://git.io/vtf5N |  bash -s steam

//arkmanagerの設定ファイルの中身を変更し、SteamCMDをインストールしているルートディレクトリを修正します。
$ vim /etc/arkmanager/arkmanager.cfg

steamcmdroot="/home/steam/Steam"

//その他、MAPやセッション名、ログイン用パスワード、ゲーム内管理者パスワードの設定し保存します。

//ユーザーをsteamに切り替えてARK Managerをインストール
$ su - steam
$ arkmanager install

//ARKを起動します。
$ arkmanager start

2. ARKの設定やMAPの切り替えなど

ARKでは様々なパラメーターを自分で変更することができます。設定するファイルは

/home/steam/Steam/ARK/ShooterGame/Saved/Config/LinuxServer/GameUserSettings.ini
/home/steam/Steam/ARK/ShooterGame/Saved/Config/LinuxServer/Game.ini

の2つです。

GameUserSettings.ini:大まかなゲームの設定
Game.ini:より細やかなユーザーと恐竜の設定

を行うと考えてもらえれば良いと思います。

2-1. GameUserSettings.ini

ファイル内を見てもらうとすぐに分かりますが、[]でくくられた幾つかのセクションに区分されています。

[ServerSettings]

この項目では、

DifficultyOffset:0.2 => 1
serverPVE:False => True

に変更しています。

それ以外の、[/Scripts/ShooterGame.ShooterGameUserSettings]、[ScalabilityGroups]、[SessionSettings]、[/Script/Engine.GameSession]では特に設定は変更していません。

2-2. Game.ini

こちらは幾つかの設定を[/script/shootergame.shootergamemode]の下に追記して設定します。

[/script/shootergame.shootergamemode]
EggHatchSpeedMultiplier=40
BabyMatureSpeedMultiplier=25
BabyCuddleIntervalMultiplier=0.1
EnableExtraStructurePreventionVolumes=TRUE
LayEggIntervalMultiplier=0.3
MatingIntervalMultiplier=-0.05
PerLevelStatsMultiplier_Player[7]=500
PerLevelStatsMultiplier_DinoTamed[7]=500

3. ARK Managerの設定

3-1. arkmanager.cfg

ARK Manager自体の設定は、/etc/arkmanager/arkmanager.cfgファイルで行います。このファイルで遊ぶMAP名やセッション名、ログイン時のパスワード、ログイン後の管理者用チートコードを利用するためのパスワード、そして起動時に読むこむ各インスタンスごとの設定ファイル名を設定します。

serverMap="指定されたMAP名"
ark_SessionName="hogehoge"
ark_ServerPassword="ログイン時に要求するパスワード"
ark_ServerAdminPassowrd="ゲーム内での管理者用チートコードを利用するためのパスワード"
defaultinstance="使用するインスタンスごとの設定ファイル名(拡張子を除く)"

3-2. 各インスタンスごとの設定ファイル(デフォルトはmain.cfg)

各MAPごとに個別の設定ファイルを準備し、arkmanager.cfgで読み込む設定ファイルを変更することで多少の手間を省くことができます。この設定ファイルは、

/etc/arkmanager/instances/main.cfg

にありますので、一度 main.cfgに設定を行った後にcpでファイルをコピーし、MAP名などを変更するようにしましょう。

設定すべき項目はarkmanager.cfgと同じですが、自分はこのファイルの最後に

arkAutoUpdateOnStart=true

を追記して、arkmanagerからARKを立ち上げるたびに最新のバージョンにアップデートするようにしています。

3-3. ARK Managerを介したバックアップ

$ arkmanager backup

で必要なデータが /home/steam/ARK-Backups にバックアップされます。バックアップでサーバーのディスク容量がいっぱいにならないようにこれをscpなどで他のサーバーに移して削除しておきましょう。